<内田有紀>「フィクサー Season1」がA-PAB 4K番組アワードグランプリ WOWOWの現場は「息もつけないほどの緊張感」
俳優の内田有紀さんが6月18日、東京都内で行われた、一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)主催の「A-PAB 4K番組アワード授賞式&NHK・BS民放『BS4K8K衛星放送で見ようよ!』キャンペーン発表会見」に登場。出演したWOWOWの「連続ドラマW フィクサー Season1」が同アワードでグランプリを受賞した心境を聞かれた内田さんは、「息もつけないほどの緊張感を持って撮影に臨んでいる」とWOWOW作品の撮影現場の様子を明かした。 【写真特集】本当に48歳? 可愛すぎる内田有紀が話題に
ドラマは、世の中を裏で操る「フィクサー」を題材に、金と権力に群がる人々の姿を描く。シーズン1は、首相を乗せた車が崖から転落、意識が戻らない首相は辞任に追い込まれ、総裁選がスタートする。政財界のフィクサー・設楽拳一(唐沢寿明さん)が「キングメーカー」として与党総裁候補たちを手玉に取り、権力を掌中に収めていく……というストーリー。Season3まで制作された大作で、内田さんは拳一と互いを認め合う協力者で報道番組の人気キャスター・沢村玲子を演じた。
WOWOWドラマについて、内田さんは「役者である私たち側はいつも非常に緊張感を持って立ち向かわなければならない作品」と口にし、「なぜならば、脚本の段階でも企画の段階でも一切手を抜かず、視聴者の皆さんに高いクオリティーの作品を見ていただきたいという真剣な思いで作っている作品がとても多い」と理由を説明した。
さらに内田さんは「出る私たち側も本当に息もつけないほどの緊張感を持って撮影に臨んでいます。そういった作品は必ず視聴者の皆さんに届くと私は信じています」と続け、「今回は数ある作品の中からを選んでいただき感謝しております」と喜びを語った。
4K作品ならではのメリットとして、内田さんは「役者の表情や感情が高ぶったときに目が赤くなったり頬が震えたり、唇がブルブルブルって小さく震えたりとか、顔の筋肉まで詳細に映る。そういう役者の感情移入したときの魂といいますか。そういったものが映し出されるので、演者側としては非常に助かっています」と熱弁した。