福島の「祐真荷役」破産開始決定 燃料費高騰など経費負担が増加
信用調査会社の帝国データバンク福島支店によると、一般貨物自動車運送の祐真荷役(福島市)は14日までに、福島地裁から破産手続き開始決定を受けた。負債額は約1億7600万円。決定は10月28日付。 同社は2019年に設立され、関東・東北エリアを中心に海上コンテナなどをトレーラーで運送する業務を手がけていたという。22年6月期の年売上高は約1億7千万円を計上していたが、燃料費高騰などの経費負担が増加。欠損計上を余儀なくされており、債務超過に陥っていた。資金繰りも限界に達したことから、23年5月末ごろには事業を停止していたとみられる。
福島民友新聞