K-1の若手美男美女コンビ。左が松谷、右が松山。2人は幼馴染みだという

　5月22日（水）、都内にて7月7日（日）に国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD MAX 2024』の対戦カード発表会見が行われ、[K-1女子アトム級/3分3R・延長1R]で松谷綺（ALONZA ABLAZE）がチョン・ユジョン（韓国/KANGSUNG GYM）と、[K-1スーパーフェザー級/3分3R・延長1R]で山本直樹（日本/K-1ジム五反田チームキングス）が松山勇汰（ALONZA ABLAZE）と、それぞれ対戦することが決まった。 　注目は、20歳の松谷と18歳のユジョンの日韓美女対決。そして新鋭イケメンの松山勇汰がベテランの山本直樹に挑む一戦となる。 【フォト】松谷、へそ出しルックで腹筋チラリ！ 計量時の割れた腹筋も 　松谷は、昨年11月のKrush後楽園大会で奥脇奈々からダウンを2回奪い判定勝ちを収めてKrush女子アトム級王座を獲得した。会見で松谷は、「チャンピオンになって一発目。ファンも期待していると思いますので、その期待に応えられるような試合をしたい」と意気込みを語った。 　対戦相手のユジョンは、18歳の新鋭でRefresh女子-50kgチャンピオン。身長157cmと松谷よりも5cm高いのが特長だ。松谷は、「48kgとかで試合をしていると思いますが、50kgでタイトルもとっている。身体が大きく、パワーがある印象です」と分析した。 　K-1女子アトム級王者の菅原美優に対しての挑戦を聞かれると松谷は「菅原選手が（現役を）どうなるかですけど、タイトル戦をやってくれるならば。でも目指すのはK-1チャンピオンなので、自分がとれればいいなと思っています」と松谷。 　菅原は自身のSNSで引退を示唆するような書き込みがあり、宮田充プロデューサーは「そんなに長くファイターをやらないと思う」と明かし、今後のK-1女子アトム級戦線に大きな動きがあることを指摘した。 　さらに松谷は、菅原が前回のRISE対抗戦で宮﨑小雪に判定負けを喫した試合について、「会見からやる気が見えなかった。もっと行けたのではと思いました。私も一度、宮﨑選手と戦ったことがありますが（19年11月＝ドロー）、うまいので思い通りにならなかった印象ですね。自分がやり返したい」とK-1代表として戦いたいともいう。 　また、松谷と同じALONZA ABLAZEに移籍した新鋭イケメンの松山勇汰（20）は、前戦のRISE対抗戦で原口アンドレイと対戦し判定勝ちも「倒そうとし過ぎてしまった。相手どうこうより欠点が見えた試合」と反省している様子。対戦相手の山本直樹は、山本優弥の実弟で28戦15勝（6KO）12敗1分の34歳のベテラン。 　松山は「いい意味でしつこい。淡々と攻めてくる」と山本を警戒。山本は「松山選手は自分と戦った選手をKOしている。これを勝てば、次期挑戦者としてもおかしくない試合。死んでも勝つ。感動だったりパワーを与えられる試合をしたい」と気合いを入れているため、松山にとっては試練の一戦となりそうだ。