日大松戸歯学部で食中毒 ランチ食べた学生ら16人症状 黄色ブドウ球菌検出
千葉県は6日、松戸市の日大松戸歯学部内にある飲食店「カフェテラス クオリティータイム」が提供したランチを食べた22~61歳の学生と職員計16人が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴え、5人から食中毒の原因となる「黄色ブドウ球菌」が検出されたと発表した。松戸保健所は同店を原因とする食中毒と断定し、同日から2日間の営業停止処分とした。 県衛生指導課によると、8月26日に学校関係者から松戸保健所に「学食を利用した10人が嘔吐、下痢で救急搬送された」と通報があった。調査の結果、同日に同店の「お肉のランチ 豚しゃぶのサラダ仕立て」を食べた16人に症状があり、13人が医療機関を受診、うち8人が入院した。全員回復している。