上川隆也、17年ぶりにフジ系連ドラで主演 25年1月スタート『問題物件』で謎の男演じる
フジテレビ制作の連ドラ主演は初
俳優の上川隆也が2025年1月15日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『問題物件』(水曜午後10時)で主演を務めることが22日、発表された。上川がフジ系連ドラで主演を務めるのは17年ぶりで、同局制作の連ドラでの主演は今回が初となる。 【写真】「美人ですね~」と反響…フジ堤礼実アナの白ワンピース姿の全身ショット 上川は、2017年放送のドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』以来、8年ぶりに同局ドラマに出演する。本作は、自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリー。 原作は、今年公開した映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(東宝)の脚本などを手がける作家・大倉崇裕氏の『問題物件』、『天使の棲む部屋』(いずれも光文社)。これまで、ドラマ『福家警部補の挨拶』(2014年/フジテレビ)、『警視庁いきもの係』(17年/フジテレビ)でタッグを組んだプロデューサー・貸川聡子と3度目のタッグで『問題物件』を映像化。家を舞台に、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を持つ謎の男が、不可思議な事件に隠された謎を鮮やかに解き明かしていく内容となっている。 上川が演じるのは、黒づくめの服に黄色のジャケットを羽織った独特な雰囲気を持つ謎の男・犬頭光太郎(いぬがしら・こうたろう)。不動産会社に勤務するOLで、心霊物件など不可思議な現象に関するクレームを扱う部署に勤務する若宮恵美子(わかみや・えみこ)の前に風のように現れては雷のように事件を解決し、風のように消えていくが、その正体は不明だ。 うさんくさい見た目と雰囲気を醸し出しているが、抜群に頭が切れ、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を生かして、物件に隠された謎を見事に解決していく。心霊現象などはまるで信じておらず、どんなことが起きても動じず、面白がってしまう。その一方で、気が短く、すぐに手や足が出てしまう一面も。本当か嘘(うそ)か「吾輩は犬である」などと冗談めかし、ミステリアスなそぶりを見せる犬頭を、恵美子は「犬の化身なのではないか」と勘繰るが……といったストーリーが展開される。