【速報】「六代目山口組」「絆会」を『特定抗争指定暴力団』指定を決定 射殺事件など抗争激化で規制 大阪・兵庫・滋賀など全国で4例目
指定暴力団「六代目山口組」と「絆会」の抗争が激しくなり、市民に危険が及ぶ恐れがあるとして、大阪府公安委員会は13日、両団体について、より厳しい取り締まりの対象となる「特定抗争指定暴力団」に指定することを決めたと発表しました。兵庫県や滋賀県でも同様に、両団体の指定が行われました。 警察庁などによりますと、2022年1月に茨城県水戸市で山口組系幹部を射殺したとして、絆会の幹部が逮捕されたほか、5月には三重県伊賀市で六代目山口組傘下組織の組員が絆会の男性組員の左足を拳銃で撃つなど、2017年以降、両団体の抗争とみられる事件は10件確認され、これまでに30人が検挙されています。 「特定抗争指定暴力団」に指定されると、各都道府県の公安委員会が定めた警戒区域内で事務所に立ち入ることや新たに事務所を設置することのほか、対立する団体の事務所への接近や組員5人以上で集まることなどが禁止され、違反時には逮捕されます。 指定の効力は、6月21日に予定されている官報の公示により発生し、警戒区域は大阪市・神戸市・大津市。指定の期間は3か月ですが、延長が可能となっています。 これまでに、特定抗争指定暴力団に指定されているのは、「道仁会」と「九州誠道会」、「六代目山口組」と「神戸山口組」、「六代目山口組」と「池田組」で、今回の指定が4例目となります。
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