オスプレイ一時運用停止 米軍が提言 奄美空港のオスプレイ約3週間駐機中
南日本放送
アメリカ軍がオスプレイの運用の一時停止を勧告したことが分かりました。 奄美空港に先月、予防着陸したオスプレイは、およそ3週間経った10日も駐機しています。 アメリカ海軍航空システム司令部は、JNNの取材に対し、今月6日、オスプレイの運用の一時停止を軍内に勧告したと明らかにしました。 先月20日に訓練中のオスプレイが予防着陸をしたことを受けての措置で、アメリカ空軍は「機材の不具合が確認された」と明らかにしています。 AP通信は、海兵隊と海軍、空軍は運用を一時停止したと報じるとともに、去年11月、屋久島沖で墜落し乗員8人が死亡した事故との類似点を指摘しています。 一方、中谷防衛大臣は10日の記者会見で、アメリカ側に確認中とした上で、自衛隊のオスプレイについては「確認した結果を踏まえて適切に対応する」と述べました。 アメリカ軍機のオスプレイをめぐっては、先月、奄美空港に1機が予防着陸していて、およそ3週間経った10日も駐機しています。 九州防衛局によりますと、アメリカ軍は「一部の部品に交換の必要があり、今後、部品を交換、整備し、安全を確認した後、離陸する」と説明しているということです。
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