温厚が自慢の31歳〈サラリーマン夫〉が急にキレた…離婚を決心させた〈年下妻〉の言動とは?【専業主婦の離婚リスク】
親戚を前にした「妻の失言」が、「夫の逆鱗」に触れた
新婚なのに夫から離婚を切り出された妻。まさに青天の霹靂とはこのこと。女性は結婚を機に退職。専業主婦として家庭を支えています。 ――もしかして、働かないのがマズかった⁉ いや、家計が大変ということは、いまのところないし…… 女性いわく、夫の月収は35万円ほど。「うちの旦那は稼ぎが悪くて……」と不満を漏らす人も多いなか、女性としては「不満などひとつもない」といいます。厚生労働省『令和5年賃金構造基本統計調査』によると、サラリーマン(平均43.6歳)の平均給与は、月収で36.3万円。30代前半の平均は30.7万円です。それと比較すると、女性の夫は平均を大きく上回り、女性としても不満がないのは当然といったところでしょう。 【年齢別・サラリーマン(正社員)の平均給与】 ~19歳:19.35万円 20~24歳:23.22万円 25~29歳:27.14万円 30~34歳:30.70万円 35~39歳:34.48万円 40~44歳:38.02万円 45~49歳:40.64万円 50~54歳:42.83万円 55~59歳:44.08万円 60~64歳:37.24万円 そんな夫から離婚を切り出された女性。きっかけとなったのは、親戚との集まりでの会話。周りが「良い人を見つけた」「良い人を見つけた」とあまりに夫をもち上げるので、「でもいい人でも高卒よ」と女性がひと言。一瞬、時が止まったと感じたといいますが、すぐに「え~いまどき学歴なんてねぇ」と、大きな笑いに包まれたといいます。 しかし、そのひと言が夫にとって離婚を決意するきっかけになったのだとか。 ――経済的に進学を断念して就職をした。それなのに高卒であることを親戚の前でバカにするような発言をして ――いままで、気が強い女性だと思って色々と我慢していたけど、もう限界だ! 親戚を前にちょっと笑いを取ろうとした女性の言動が夫の逆鱗に触れたようで、何度謝罪を繰り返しても、聞き入れてもらえず、新婚ほやほやの雰囲気はどこに消えてしまったのか……。そもそも気の強い女性の日々の言動は、夫にとって「パワハラ・モラハラ」だったらしく、不満が積もり積もって許せないレベルに達した、というのが夫の言い分でした。 周囲からも「それはあんたが悪いわ」「親しき中にも礼儀ありだよ」と咎められ、反省しっぱなしの女性。今後、どうなるのか、まったく先が見えない状況だといいます。 このように世の中には、些細な言動がきっかけで離婚に至る夫婦は多いもの。経済的に一方の収入に頼っている場合は、突然の離婚により、その後の生活が成り立たなくなることも珍しくはありません。そのような事態を回避するためにも、伴侶との仲には十分に気をつけたいものです。 [参考資料] 株式会社ネクストレベル/「縁結び大学」『結婚相手の選び方についてアンケート調査』 厚生労働省『令和5年賃金構造基本統計調査』