C大阪ヤンマー戦に今季WEリーグ最多の6651人
サッカー女子プロ、WEリーグのC大阪ヤンマー-日テレ東京Vが21日、ヨドコウ桜スタジアムで行われ、雨が降りしきる悪天候にもかかわらず、リーグ今季最多となる6651人の観客が来場した。従来の記録は昨年11月18日にユアテックスタジアム仙台で行われたマイナビ仙台-INAC神戸の5306人だった。試合は1-1で引き分けた。 試合前に大阪府サッカー協会主催の「2024年4種の集い(シーズン開会式)」を開催。4種とは小学年代のカテゴリーで、今年上半期の大会に出場する大阪府内の約300チームの選手らが参加し、そのままWEリーグの試合も観戦した。 集いをC大阪ヤンマーのメインスポンサーであるヤンマーホールディングスが協賛。大阪府サッカー協会と話し合い、WEリーグの試合に合わせて初開催した。 大阪府サッカー協会の藤縄信夫会長は「4種は男の子と女の子が一緒のチームでプレーしていることも多い。こういう形で集いを開くことで、子供たちの思い出にもなる。WEリーグを目指そうという子供たちも出てくるかもしれない」と期待を寄せた。 後半34分に同点ゴールを奪ったC大阪ヤンマーの主将・脇阪麗奈は「すごく盛り上げてもらい、私たちもいい試合ができた」と声援に感謝した。