ANA、国際線旅客58万人 利用率74.2%=2月実績
ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)の2024年2月利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比40.0%増の58万6656人で、2カ月連続で60万人を下回ったものの、2023年7月以降は60万人前後で推移している。ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.7ポイント上昇し74.2%だった。 国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのはアジア/オセアニア方面の80.1%(前年同月比3.7ポイント上昇)で、低かったのは北米方面/ホノルルの68.3%(1.6ポイント低下)だった。 一方、国内線は旅客数が前年同月比0.5%減の276万7770人、搭乗率は2.3ポイント低下し72.2%となった。このうち、羽田発着の幹線4路線の搭乗率は、那覇線の85.9%(3.0ポイント低下)が最も高く、最低値は伊丹線の74.2%(1.9ポイント低下)だった。
Yusuke KOHASE