アンダースローで新企画“文学カフェ”が始動、初回はデル・ニステル「塀のそばで」
京都府を拠点に活動する地点の新企画、〈文学カフェ〉Vol.1「塀のそばで」が3月23・24日に京都・アンダースローで開催される。 【画像】地点「ブルグント公女イヴォナ」ビジュアル 〈文学カフェ〉は、お茶とお菓子と共に短編小説、散文を中心にノーカットで文学をお届けする、サロン的な雰囲気を持つ新企画。同企画では、「文字の切れ味、不思議さや、ささやかな胸の高鳴りも丁寧に掬い取って」いくという。初回はイディッシュ文学の旗手、デル・ニステルの作品を、今年4月に刊行される赤尾光春の新訳を用いて上演。三浦基が演出を手がけ、安部聡子、石田大、窪田史恵、小林洋平が出演する。 また、地点は3月28日から30日にかけてアンダースローでレパートリー「ブルグント公女イヴォナ」を上演する。今回は音楽を担当するヴァツワフ・ジンペルの再来日に合わせ、生演奏ver.が披露される。出演者には安部、石田、窪田、小林、秋元隆秀、姉川華が名を連ねた。 ■ 〈文学カフェ〉Vol.1「塀のそばで」 2024年3月23日(土)・24日(日) 京都府 アンダースロー 作:デル・ニステル 翻訳:赤尾光春 演出:三浦基 出演:安部聡子、石田大、窪田史恵、小林洋平 ■ 地点「ブルグント公女イヴォナ」 2024年3月28日(木)~30日(土) 京都府 アンダースロー 作:ヴィトルト・ゴンブローヴィチ 翻訳:関口時正 演出:三浦基 出演:安部聡子、石田大、窪田史恵、小林洋平 / 秋元隆秀、姉川華