“不審者”のスマホにあった住所を警察官が訪ねたら100万円が… 受け子の疑いで女逮捕 愛知
いわゆる「オレオレ詐欺」の「受け子」として現金をだまし取ろうとした疑いで、33歳の無職の女が愛知県警に逮捕されました。「不審者」の通報を受けた警察官が、87歳の女性が被害に遭う直前で防いだといいます。 県警愛知署によりますと、自称大阪市在住の無職の女(33)は21日、愛知県豊明市の87歳の女性から現金をだまし取ろうとしたとして、詐欺未遂の疑いで逮捕されました。容疑を認めているということです。 近所の住人から「不審者がいる」と署に通報があり、駆け付けた署員が女に職務質問したところ、女のスマートフォンに住所を検索した履歴がありました。署員がその住所にある家を訪ねたところ、87歳の女性が現金100万円を準備して待っていたということです。 女性は孫をかたる電話を複数回受けており、「現金が至急必要で、代わりに行く会社の上司の使いの者に現金を渡してほしい」と言われていたといいます。