簡秀吉“栄枝”との“間接キス”に無自覚な西山潤“久志”が天然小悪魔で興奮<好きやねんけどどうやろか>
簡秀吉と西山潤がW主演を務める「好きやねんけどどうやろか」(毎週木曜夜0:54-1:24、読売テレビ)の第3話が1月25日に放送された。栄枝(簡)久志(西山)スカッシュデートしたあとに、ドリンクを交換して飲むようすが描かれてドキドキとさせられた。(以下、作品のネタバレを含みます) 【写真】元カレと…簡秀吉“栄枝”にくっつく、奥野壮“瑞樹” ■「好きやねんけどどうやろか」とは 同作は2013年より連載開始された漫画「好きやねんけどどうやろか」(千葉リョウコ/海王社)が原作のBLコミック。家庭的な小料理屋を舞台に、誰とでもフレンドリーに話すことのできる肉食系関西弁イケメン店主・松本栄枝(簡)と、東京から転勤してきてきたものの関西の空気に馴染めない真面目なバツイチサラリーマン・曽我久志(西山)による、愛おしくももどかしい“ムズキュンラブストーリー”となっている。 栄枝と3年前に別れた元恋人・中津瑞樹役に奥野壮、また久志と同僚で大阪生まれ大阪育ちの歯に衣着せぬ物言いが特徴的なキャラクター・神田数代役に村瀬紗英、さらに栄枝と長年の付き合いがあり、良き理解者ともいえる幼馴染・龍田要役には、堀家一希が抜擢。これらのキャストは、いずれもドラマオリジナルキャラクターとして登場し、栄枝と久志の周囲を取り囲む主要キャラクターとなる。 ■何から何まで正反対な2人 松本栄枝は母親が遺した大阪下町・路地裏にある安くて美味くて家庭的なメニューを出す小料理屋「たまえ」を切り盛りする若き店主。コテコテの関西弁を使う栄枝は、老若男女問わず誰にでもフレンドリーな性格で、居心地の良いお店はいつも常連で賑わっていた。 そんなある日、東京から大阪に転勤してきたバツイチサラリーマン・曽我久志が、上司に連れられて「たまえ」を訪れる。栄枝は自分が作った料理を綺麗に食べる曽我を見て一目惚れをしてしまい、唐突に「好きやんねんけど、どうやろか」と告白する。 たこ焼き作りの特訓をきっかけに距離が縮まった栄枝(簡秀吉)と久志(西山潤)。ある日、曽我から行ってみたい所があると言われ、栄枝は初デートだと舞い上がったが、何から何まで正反対な2人はことごとく噛み合うことがない。 アートスポットを巡るデートでは栄枝はアートの良さがひとつも感じられずに終わった。今度は栄枝が得意なスポーツ系に久志から誘われて喜ぶが、久志はスカッシュがからきしできなかった。それでも栄枝が久志に指導していい雰囲気になる。 ■久志「交換してみる?」 終わってから、テイクアウトのドリンクを片手に歩く2人。久志がクリームたっぷりの甘いドリンクを満足そうに飲むと、栄枝は「敢えてそれ選びます?」と聞く。「スポーツした後はエネルギー摂らないと。カロリー!」と久志が笑顔で答えると、栄枝は「そらないわ」と笑う。 久志は一口飲んでから「交換してみる?」と気軽に自分のドリンクを栄枝に差し出す。栄枝が驚くと、久志は気にとめずにドリンクを渡し、栄枝のドリンクをストローから一口飲んで「ん、これはこれか」と納得する。 栄枝はおずおずと渡されたドリンクを一口飲んで、渋い顔をして「…あま」とつぶやくのだった。 「それは間接キス!」と見ているこちらは興奮してしまうが、まったく気に留めてないようすの久志に無自覚な小悪魔気質を感じて、ますます興奮してしまった。 ◆構成・文=牧島史佳