アリアナ・グランデ、本名で映画『ウィキッド』に出演した理由を語る
今月下旬にアメリカで公開される映画『ウィキッド ふたりの魔女』に出演、小さい頃から憧れていたというグリンダ役を演じているアリアナ・グランデ。先週末オーストラリアのシドニーでプレミアが開催された。映画の最後に流れるクレジットで、アリアナの名前が「アリアナ・グランデ=ブテラ」になっていることが明らかになった。これは彼女の本名で、ブテラはアリアナの父親の名前。アリアナの母ジョアン・グランデと父エドワード・ブテラは彼女が8歳のときに離婚、アリアナは母の姓だけで歌手活動をスタートさせた。アリアナと父との関係はその後悪化、2013年頃から断絶状態が続いていた。しかし2018年頃に仲直り。その年のグラミー賞授賞式には両親を伴って出席していた。 【写真】ポニーテールだけじゃない! 可愛すぎるアリアナ・グランデのヘアアレンジ30選
アリアナはプレミアの直後に配信されたポッドキャスト「The Streaming Service with Justin Hill」で名前を変えた理由について明かした。「厳密に言うと小さなアリアナの名前なんだ」とコメントすると「この経験は私にとって家に帰るのと同じだったような気がするから。グリンダやエルファバから学んだことを通して、いろいろな意味で自分の家に帰ってきたような気持ちになる」と説明した。「これは10歳のとき、初めて『ウィキッド』のショーを見に行ったときの名前。だからこの名前で出演するのは、この作品を称えるのにとても素敵な方法のように思った」。
グランデ=ブテラの名前を使うと決心したことで「ぐるっと一周回って繋がったような感じ。これが本当にやりたかったことなんだと思えた」と話しているアリアナ。インタビュアーが名前を「幼かった頃の自分への愛のメッセージ」と呼ぶとそれに同意していた。ちなみにこの作品ではいつもよりさらにハイトーンの声で歌っているそう。どんな歌声と演技を披露しているのか、公開を楽しみに待ちたい。