アレン様「“今まで使ったお金を全部返さなかったらぶち〇す”って脅されたんだよね」修羅場をくぐり抜けた意外な方法
大物マダムタレント、総額1億円以上かけて整形した日本一の整形男子、待ち受けにすると幸運が訪れる……ゴージャスな肩書きで語られる、アレン様。その唯一無二の存在感がSNSを中心に話題になり、一般知名度が急上昇したのはここ数年のこと。それ以前から熱心なファン=クリマンを擁し、独特なワードで語られる“セルフ・ラブ”精神でファンたちを虜にする。10月には、波乱の人生も明かした初の公式ファンブック『全てアレン様が正しいでございます』を上梓したアレン様に聞く、THE CHANGEとは。【第3回/全5回】 ■【画像】赤が似合う!アレン様、取材当日のゴージャスコーデ■ “日本一の整形男子”の異名を持つアレン様。これまでで総額1億円以上を美容整形につぎ込んだといい、いまなおビジュアルの進化が続いている。初めての整形は18歳ごろのこと、自身の容姿にコンプレックスがあり……などといった理由ではなく、ただただ「目立ちたかった」からだった。 「17歳のときに芸能界を目指して上京したんですけど、その理由は、ヮタクシをいじめてきた地元の人たちを見返したいというのが大きかったんです。本来のヮタクシはみんなと一緒に遊んだり、目立ちたかったり、なにか表現したかった。 けど、目立つことができなかったし注目を浴びられないようにいじめられる側にいました(笑)。だから“どうにか自分を爆発させたい”って思って、そのために、“まずは東京に出よう”と。それで、"顔を変えてかっこよくなって、目立ちたい!”という、子どもながらの考え方だったんですよね」 根底にあったのは、「なんでもいいから、その他大勢とは違う自分でいたい」ということだった。その手段のひとつが、顔を変える=整形だったのだ。 「整形してる男がそんなにいないからこそ、目立てるチャンスじゃないかと捉えていたんですよね。もう手段は選ばないって感じだったの。とにかくみんなを見返したいって気持ちだけだったね」
初めてのテレビ出演では整形費用をめぐって攻撃を受けた
気になるのは美容整形の費用だが、2014年3月に初めてのテレビ出演を果たした『私の何がイケないの?』(TBS系)では、「人にお金を出してもらっている」と話したことで共演者から集中砲火を浴びるという内容になっていた。当時のことについて『全てアレン様が正しいでございます』には、アルバイトをしつつも<その時付き合ってる人やほかの人たちから、マネーをもらうこともあったわ>と書いている。 ーー本書には、下心のある相手には<「NO NO NO、私大貧乏人生。もっとマネーちょうだい?」みたいにかわして、デートしても深い関係にはならなかった>とも書かれています。 「当時は若さもあるし、かわいがってくれる人はいましたね。恋人ではなく、お金を援助してくれたり生活を見てくれる人ですね。関係が破綻しても1、2年後には新しい人ができて、また面倒を見ていただいたり……というのを繰り返していたんです。だからぶっちゃけ、当時はお金に困らない生活をしていたんです」 ーー関係が破綻するとき、思い詰めた相手の言動などで怖い思いをすることはありませんでしたか? 「……ああ! ありましたよ~! 甲州街道をすっごい走って逃げたこと、思い出したわ! ヮタクシも必死の形相で全力疾走していたから、向こうからくる人は怖かったと思うけど(笑)」