【山口県】日鉄ステンレス㈱山口製造所 冷間圧延工程には世界唯一の圧延機 周南エリア、光エリアで報道見学会
破裂事故で「ただちに出荷に影響なし」
見学終了後、本事務所棟の会議室で内田事業所長が各社記者にあいさつし、周南エリアの業務内容を説明。さらに前日のダクト破裂事故について、お詫びと説明があった。 内田事業所長は「火災には至らず、原因は調査中。藤井律子市長や周辺自治会にも事故の内容を説明し、ご理解をいただいた」と説明し、耳の痛みで徳山中央病院に搬送された28歳の男性従業員1人も外傷、処置ともない状態だと述べた。 今後は「ただちに事故の規模や原因の調査に入った。製鋼工場は事故後から操業を停止しているが、顧客への出荷は周南エリアや光エリアの在庫で対応可能で、ただちに出荷が滞ることはない」と現状を説明した。 ダクト破裂事故の発生は残念だったが、発生時刻があと2時間ずれていたら、我々記者の見学時間が重なっていたかもしれない。安全操業はすべてに優先することを、強く感じる機会になった。