1話で「視聴確定」の春アニメ3選 ぶっ飛び展開、名作パロディ… 今期は大豊作か?
水島努監督の真骨頂!?『終末トレイン』第1話がインパクト絶大と話題に
2024年春クールのアニメが続々と始まってきました。今期は人気シリーズの続編や話題の原作のアニメ化なども多く、早くもアニメファンの間で大豊作だと評判になっています。 【画像】足細っ! これが唯一動物化しなかった『終末トレイン』の女子高生です(5枚) 特に第1話のインパクトで、前評判以上の注目を集めている作品も少なくありません。例えば『終末トレインどこへいく?』は、冒頭からかなりぶっ飛んだストーリーが展開され、多くの視聴者の興味を引きました。 同作は『ケメコデラックス!』『ガールズ&パンツァー』『SHIROBAKO』などでおなじみの、水島努監督による新作オリジナルアニメです。ほかにもシリーズ構成の横手美智子さんなど、水島作品の常連スタッフが集結しています。 奇抜で斬新な演出に定評がある水島作品ですが、『終末トレインどこへいく?』ではそんな監督の持ち味が冒頭からフルスロットルで炸裂します。5Gを超えた「7G」というすごい回線の開通式典に雑なノリで連れてこられた少女、葉香は訳が分からないまま「7G」開通のためのスイッチを押す大役を押し付けられます。しかしスイッチを押した瞬間に、世界がなんだかおかしくなってしまいました。 ここまでが全部、オープニング前のアバンタイトルでの出来事です。「7G」とはなんなのか、どうして世界はおかしくなってしまったのか……。ほとんどが謎のままですが、勢い重視であえて視聴者を一旦置き去りにするような演出だったように思えます。 そしてオープニング後も、まったく予想できない展開が目白押しです。物語は葉香がスイッチを押してしまった日から約2年後という時系列でスタートし、大人たちがみな動物の姿になるという異変が起こっていました。 まだ序盤の段階ですが、同作は崩壊後の世界を少女たちが電車で旅をするロードムービー風SFといったところでしょう。ただ、ところどころに不穏な気配が漂う伏線のような描写があるため「この物語は自分たちをどこに連れて行ってくれるのか」と、ワクワクしながら見守っている視聴者が多いようです。