日テレ新人アナ3人が「ZIP!」「DayDay.」に生出演し本格デビュー 一挙手一投足を1年間密着取材
4月に日本テレビへ入社した新人アナウンサーの瀧口麻衣(23)、並木雲楓(もか、23)、水越毅郎(22)の3人が6月からアナウンス部に正式配属され、3日の同局系「ZIP!」(前5時50分)、「DayDay.」(前9時)に生出演し、本格デビューを果たす。このほどスポーツ報知の取材に応じた3人は、初々しくルーキーイヤーの抱負を語った。 【写真】「笑コラ」で飛躍を誓った新人アナ3人 日テレの未来を担うフレッシュな3人が新たな一歩を踏み出す。今年の新入社員は学生生活の大部分をコロナ禍で過ごした世代。変容する価値観のなかで自分自身と、とことん向き合った経験は、社会人としての自分に還元されるはずだ。 「アナウンス研修の初日に、水卜麻美アナウンサーから『すべての言葉に責任を持つこと』というアドバイスをいただきました。これから、しっかりと言葉に向き合っていきたい」と語る瀧口アナは、まさにコロナ禍を機にアナウンサーを目指したひとり。成人式を迎えた21年1月、「news every.」の藤井貴彦キャスターが新成人に向けたメッセージが胸に響いた。「毎日、少しでも前向きに生きていけるような、そんな言葉をかけられるアナウンサーになれたら」と力を込める。 身長148センチと小柄な体に、大きな志を秘めているのが並木アナ。「局のマスコットキャラクターのようなアナウンサーになりたいと思っています。親近感を持って情報を受け取ってもらえるような存在になれたら」と語る。好奇心旺盛な性格で、思い立ったらすぐ行動。みかん農家の手伝いや着ぐるみのキャストなど、さまざまなことにチャレンジしてきただけに「どんなことにも飛び込んでいきたい」とアクティブな精神で突き進んでいく。 法大の山岳部で培った根気が武器の水越アナは、もともと大のテレビっ子。ステイホーム中に「ヒルナンデス!」の生放送を見るのが日課で「自分も全国にたくさんの情報を届けたい」と思ったのがきっかけだったという。学童保育のアルバイトでは小学校低学年の子どもたちとの遊びを通じ「相手の視点に立って伝える」というコミュニケーションの重要性を実感。「子どもたちにも分かりやすい情報を届けられるようなアナウンサーになれたら」と意気込んだ。 3人の歩みは、「1億人の大質問!? 笑ってコラえて!」(水曜・後7時54分)が1年間密着。すでに研修の模様などもオンエアされており、3人の一挙手一投足にカメラが向けられている。瀧口アナが「自分を客観視する大切さを感じています」と明かすと、並木アナも「反省が多い毎日ですが、伸びしろととらえたい」と前向き。水越アナも「1年後に立派なアナウンサーになるところを見ていただけたら」と飛躍を誓った。 【日テレ新人アナプロフィル】〈1〉生年月〈2〉出身〈3〉大学〈4〉出演したい番組〈5〉特技〈6〉推しているもの ◆並木 雲楓(なみき・もか)〈1〉2001年4月〈2〉山梨県〈3〉慶大〈4〉「DayDay.」〈5〉イラスト。イタリアの美術学校で学ぶ〈6〉「はちみつマイスター」の資格を持ち、花の種類別に蜂蜜をコレクション。お気に入りはヒマワリ ◆水越 毅郎(みずこし・たけろう)〈1〉2001年8月〈2〉東京都〈3〉法大〈4〉「ヒルナンデス!」、高校サッカー実況〈5〉「世界の果てまでイッテQ!」を見て始めた登山。夏は北アルプス、冬は富士山の雪上訓練も〈6〉「名探偵コナン」のファン歴15年以上。憧れは赤井秀一 ◆瀧口 麻衣(たきぐち・まい)〈1〉2000年7月〈2〉福井県〈3〉同志社女子大〈4〉「ZIP!」「news every.」〈5〉母の影響で4歳から始めた、なぎなた。高校時代に国体2冠〈6〉パン(特にチョコクロワッサン)、「back number」は大学時代の卒業論文に
報知新聞社