アップルは「iPad mini（A17 Pro）」を発表した。

アップルは10月15日（現地時間）、新型タブレット「iPad mini（A17 Pro）」を発表した。日本でも即日予約を開始し、10月23日より発売。直販価格（いずれも税込）は以下の通り。 【全画像をみる】「A17 Pro」搭載の新型iPad miniが発表。iPad mini（第6世代）との主な違いは？…Apple Intelligenceに対応 128GB/Wi-Fiモデル……7万8800円 256GB/Wi-Fiモデル……9万4800円 512GB/Wi-Fiモデル……13万800円 128GB/Wi-Fi+セルラーモデル……10万4800円 256GB/Wi-Fi+セルラーモデル……12万800円 512GB/Wi-Fi+セルラーモデル……15万6800円 先代の「iPad mini（第6世代）」は2021年9月に発表されており、今回のモデルは約3年ぶりの新機種となる。進化した部分を4つのポイントで整理する。

「iPhone 15 Pro」シリーズと同じチップ「A17 Pro」を搭載。「Apple Intelligence」も使える

iPad mini（A17 Pro）は、チップセットとして「A17 Pro」を搭載する。 A17 Proは、2023年9月に発表された「iPhone 15 Pro」シリーズと同じチップセット。6コアCPU（2つの高性能コアと4つの高効率コア）や5コアGPU、16コアのニューラルエンジンを備える。 アップルは、iPad mini（第6世代）に搭載された「A15 Bionic」との比較で、CPUパフォーマンスが30％、グラフィックス性能が25％向上したと説明している。 ゲーム向けの機能では、ソフトウェアベースのレイトレーシングよりも4倍高速なハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングに加え、Dynamic Cachingとハードウェアアクセラレーテッドメッシュシェーディングに対応する。 また、来年の日本語対応が予定されているAI機能「Apple Intelligence」にも対応している。

「Apple Pencil Pro」に対応

iPad mini（A17 Pro）は新たに最新の「Apple Pencil Pro」にも対応した。iPad mini（第6世代）は「Apple Pencil（第2世代）」に対応していた。 なお、「Apple Pencil（USB‑C）」に対応している点は変わらない。 Apple Pencil Proでは、指で強く押したことを感知してツールパレットを表示する「スクイーズ」や、Apple Pencil Proを回転させてツールをコントロールする「バレルロール」を利用できる。 触覚フィードバックや「探す」機能に対応している点も、Apple Pencil Proの特徴となる。