マンホールカードに音別登場 釧路市3種類目
北海道の釧路市上下水道部は、音別地区のマンホールカードを新たに作製した。釧路地区、阿寒地区に続き市としては3種類目。音別地区のカードは26日から「ルート38音別館おんぽーと」(釧路市音別町本町1)で配布を開始する。 マンホールカードは、全国各地の名物などをデザインしたご当地マンホールをカードにしたもので、コレクターも多い。普段何気なく使っている下水道に関心を持ってもらおうと、日本下水道協会の下水道広報プラットフォーム(GKP)が企画・監修して発行している。今回第22弾として全国で新たに33種類が追加され、全1035種類になる。 音別地区のカードは、地域で親しまれている市花の一つエゾリンドウを中央に、市木のナナカマドを周囲に配したデザイン。音別駅前に実物のマンホールもある。 釧路地区のカードは2018年の発行から約1万枚、阿寒地区のカードは19年から約7000枚が配布されているが、釧路市以外の道内からが4割、道外からが5割だったという。カードの配布場所は1カ所限定で現地に行かないと入手できないことから、同部経営企画課の小西雄逸課長は「音別地区に足を運んでもらうきっかけになるのでは」と観光面の効果も期待している。 配布は1人1枚で、午前9時~午後5時まで。
釧路新聞