119番通報・初期消火を学ぶ 秋の全国火災予防運動に合わせて【長野・伊那市】
秋の全国火災予防運動に合わせて、伊那市で消防の体験会があり、参加者が119番通報や初期消火を学びました。 「火災発生、火事だー」 伊那市の上伊那広域消防本部で開かれた消防の体験会。地元の防火管理協会の会員になっている事業所の従業員を対象に開催されました。参加者は消火栓を使って放水し、初期消火の方法や救助訓練なども見学。 「ここが出動準備室になっています」 「何かあったときには装備を整えて迅速に出動する」 消防庁舎内では実際に119番通報も体験。 ■箕輪町の男性 「訓練火災です。実際どういうことが聞かれるか勉強させてもらえたので、そういう場面に遭遇したときは積極的に自分から発信していきたい」 ■上伊那広域消防本部消防司令長・佐藤心吾さん 「毎年行うことで事業所内にも浸透し、それぞれの皆さんの防火意識の高揚が図られていると感じている」 今回で8回目となる体験会。上伊那広域消防本部は職場や家庭で学んだことを共有し、火災予防の意識を高めるきっかけにしてほしいとしています。