人間なら85歳くらい?敬老の日に“ご長寿ライオン”を子どもたちがお祝い
南海放送
3連休最終日の16日、愛媛県内の最高気温は伊方町・瀬戸で9月の観測史上最高の33.8℃、最も高かった今治では35.4℃の「猛暑日」となるなど、‟記録的残暑”の1日となりました。 とべ動物園の来園者は日傘に帽子、冷却グッズなどで。動物たちはスプリンクラーを浴びたり、特別に作った日陰で休んだり、暑さ対策をしながら連休最終日を過ごしていました。
そして16日は、敬老の日。ライオン舎の前で行われていたのは…7月に17歳を迎えたライオンのきょうだい、オスのバリーとメスのリリーのご長寿をお祝いするイベントです。 ライオンの寿命は一般的に15年~20年と言われていますので、2頭を人間に置き換えると85歳ぐらいのおじいいさんとおばあさんということになるでしょうか。 そんな”ご長寿ライオン”2頭に、6歳と4歳の姉妹がお祝いのメッセージを送りました。
多い時で1日に5キロの鶏肉を食べるなど、暑さに負けず食欲も旺盛だという2頭。リリーは、現在とべ動物園にいる10頭のライオンのうち3頭のお母さん、4頭のおばあちゃんでもあります。 Q長寿の秘訣はなんだと思う? ライオン担当 三根生康幸飼育員: 「他のライオンと仲良くしたり、与えられた餌をよく食べる。仲間たちと仲良く遊ぶ姿が見られるんで、そんな姿を見てほかのライオンも安心して一緒に暮らしています」
園内には、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に訪れた子どもたちの姿が目立ちました。 祖父母と来園: Q.どんなところが好き? 「おばあちゃんは、ごはん作ってくれるところ。おじいちゃんは野菜を育ててくれるとこ」 Q.おじいちゃんの育てた野菜はどれが好き? 「ニンジン」
ひ孫と来園: 「もうくたくたではよ帰りたいんですけど、ゾウさん見せるまではと思って頑張ってるんですけど。大変ですけど、楽しいです」 3連休最終日、厳しい暑さではありましたが、園内は嬉しい笑顔があふれていました。