龍馬脱藩の志に思いはせ 大洲・河辺でウオークイベント(愛媛)
土佐から伊予を経て脱藩した幕末の志士に思いをはせながら歩く「第36回わらじで歩こう坂本龍馬脱藩の道」が10日、大洲市河辺地域であった。県内外から集った龍馬ファンら約70人が山道を踏みしめた。 河辺ふるさと公園(同市河辺町三嶋)の出立式では、河辺坂本龍馬脱藩の道保存会の長岡盛光副会長(75)が「保存会も高齢化で人手不足となる中、オール河辺で協力してもらった。龍馬の志を感じながら歩いてほしい」とあいさつ。全員で「エイエイオー」と気勢を上げた。 コースは脱藩の道を行く9・4キロと、河辺川に架かる屋根付き橋「御幸の橋」など名所も巡る8・5キロの二つ。両コースとも標高540メートルの「夜明けの道」記念碑前から出発し、踏破を目指した。
愛媛新聞社