「後悔はない」韓国俳優ソン・ガン、人気絶頂の中での入隊について心境を告白
Netflixオリジナルシリーズ『わかっていても』(2021)でヒロインを翻弄する男子大学生ジェオン役を演じ、そのキケンな魅力で一躍大ブレイクを果たしたソン・ガン。 【マンガ】実体験と比較!韓国ドラマの「あるある」の実態を検証 その後も順調にキャリアを重ね、若手俳優の中でもトップクラスの人気を誇る彼もついに軍入隊の時期に。韓国メディアとのインタビューで人気絶頂の中で兵役に就く心境を明かしました。
2017年にドラマ『カノジョは嘘を愛しすぎてる』でデビューしたソン・ガン。『恋するアプリ Love Alarm』(2019・2021)、『わかっていても』(2021)、『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』(2021)、『気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?!』(2022)と多数のNetflixシリーズ作品で主演を務め、瞬く間に韓国を代表する俳優に成長。公式Instagramはフォロワー数1704万人を誇り、世界的な人気を集めています。 韓国の男性は満28歳までに兵役に就く義務がある一方、大衆文化芸術分野の優秀者は2021年6月より施行された改正兵役法によって、満30歳まで入隊を延期することができるようになりました。ソン・ガンは1994年生まれの満29歳。かねてより軍入隊時期が話題となっていました。 2023年11月30日、ソン・ガンはソウルで行われた『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シーズン2の制作発表会にて「入隊前最後の作品になります」と明言。同作は韓国のウェブ漫画を実写化したホラードラマで、2020年に配信されたシーズン1は海外10ヶ国で首位、70ヶ国以上でTOP10ランキング入りを記録した大ヒット作品。 シーズン2の配信を迎え、12月5日には複数の韓国メディアがソン・ガンのインタビューを公開。ソン・ガンは、人気絶頂の中で兵役を迎える心境について「後悔はない」と心境を語りました。 「気分がいい。当然果たすべき義務です。常に前から考えていたし、気持ちを切り替えたら、より成長して戻ってこれると思うようになりました。(兵役に)行く前よりも、より良い姿をお見せできるように計画を立てています」 「(これまで)軍隊に行かなかったのも自分の選択。僕の座右の銘は『選択に後悔を残さないこと』です。自分の選択に対して後悔せず、常に最善を尽くしてきたと思っているので後悔はありません」 「入隊したら本をたくさん読んで、映画やドラマもたくさん観て、英語の勉強など色々と計画がある」というソン・ガン。インタビューでは、軍隊で期待していることを尋ねる質問に「化生放訓練(化学兵器ガス訓練)が大変だと聞きました。どれほどつらいのか一度経験してみたいです」と前向きに語ったと言います。 また、入隊前最後となる『Sweet Home』シーズン2では、役作りのために7kgの増量をしたとも告白。1日2回ジムに通ったと明かし、「努力した部分がよく反映されていると思います。アクションの監督から『体が大きくてとてもよかった。怪物より強く見える』と言っていただきました」と手ごたえを感じているそう。 兵役によりしばらく期間は空いてしまうけれど、2024年夏には『Sweet Home』シーズン3の配信も予定されており、兵役中もソン・ガンの人気はますます上昇しそう!