SDGsなデパート「House of Story Wear」大稲テイで開業
台湾初の持続可能型デパート「House of Story Wear」が12月18日、台北・大稲テイ(大同区西寧北路65-67)にオープンした。リサイクルデニムを使った洋服作りでファッション業界の生産過剰問題に取り組むサステナブルアパレルブランド「Story Wear」が手がける。(台北経済新聞) 【写真】「Story Wear」はリサイクルデニムを使ったサステナブルアパレルブランド 同店では、Story Wearをはじめ、国内外のサステナブルブランド「Nudie Jeans」「Veja」など20以上を取りそろえる。「サステナブルなライフスタイル」をテーマに、衣類のほか、ジュエリーや日用品、飲料品なども取り扱う。 「House of Story Wear」は3階建てての建物2棟から成り、左棟には国内外のサステナブルを提唱するアーティストやデザイナーとの共同作品を展示。中古書籍の無料貸し出しを行うほか、ハンドメード体験教室、サステナブルをテーマにした講座なども開く。 右棟には、ESG(環境、社会的責任、企業統治)に基づく基準で選定された商品を取りそろえ、消費者が1カ所でサステナブルなファッションアイテムを選べる空間を提供する。3階では服飾レンタル、修理、リサイクルなどのサービスも提供する。 今月から2025年2月にかけて、教育、産業、交流を通じて台湾の現代ファッションをけん引する団体「T Fashionファッション基地」と共同で、服飾レンタルサービス「Designer Vintage Shop」を展開予定。ビンテージアイテムや台湾デザイナーブランドのレンタルという「新しい消費選択肢」を提供する。 営業時間は11時~19時。月曜休業。
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