新橋周辺のアンテナショップで「お雑煮スタンプラリー」 6地域の雑煮販売
イベント「お雑煮スタンプラリー」が1月2日、新橋周辺のアンテナショップで始まる。(新橋経済新聞) 奈良県アンテナショップ「奈良まほろば館」(港区新橋1、1月3日開始)、「とっとり・おかやま新橋館」(同、1月4日開始)、「香川・愛媛せとうち旬彩館」(港区新橋2、同)、「日比谷しまね館」(千代田区有楽町1、1月2日開始)が合同で行い、ご当地の雑煮を販売する同イベント。雑煮を食べてスタンプを集め応募した人の中から抽選で特産品セットを進呈する。 「とっとり・おかやま新橋館」は、小豆の煮汁に柔らかく煮た丸餅を入れた「小豆雑煮(鳥取)」(750円)、昆布とブリのだしにスルメを隠し味で入れた汁の「ブリ雑煮(岡山)」(1,000円)を販売する。 「香川・愛媛せとうち旬彩館」は、白みそ仕立ての汁にあんこ入りの丸餅、家族円満の願いを込めた輪切りの大根、金時ニンジンなどを入れた「あんもち雑煮(香川)」、すまし汁に丸餅、大根、ニンジン、鶏肉などを入れた「愛媛の雑煮」(以上1,100円)を、「日比谷しまね館」は「小豆雑煮」(775円)を販売する。 「奈良まほろば館」が販売する「大和の雑煮」(800円)は、白みそ仕立ての汁に、丸餅、輪切りにしたニンジンと大根、丸く整えた里芋を入れる。同館情報発信課の植木勧嗣さんは「大和の雑煮は、お雑煮から餅を取り出して、砂糖入りのきな粉につけるのが特徴で、きな粉には米の豊作の願いが込められている。家族『円』満に過ごせるよう願いを込めて、具材を丸くするのも特徴」と話す。 植木さんは「雑煮は代表的な郷土料理で、地域によってさまざまな具材が使われ、さまざまな願いが込められている。今回は4館のアンテナショップで6種類のお雑煮を提供するが、どれも特徴的なお雑煮ばかり。奈良まほろば館をはじめとするアンテナショップを回ってもらい、地域の食文化を感じてほしい」と話す。 1月15日まで。
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