小笠原慎之介の年俸は?サプライズなら『3年61億円』もある?妥当な線でホワイトソックスと『2年15億円』と米メディアが予想
小笠原慎之介投手(27)は中日からポスティング(入札)制度でメジャー挑戦することが決まり、米メディアの注目度も日に日にアップ。ただし、その契約の予想年俸額は各メディアによって大きく異なっている。 米ブリーチャーリポートは、左腕がホワイトソックスと2年総額1000万ドル(約15億4000万円)で契約すると予想。「小笠原は若手で間違いなく制球力がある一方、『奪三振アーティスト』ではなかった。2024年は奪三振率がわずか13・6%。今季の大リーグならば、これは断トツで最下位の数字だ」とした。 近い契約条件としては、米トレードルーマーズがFAランキング48位に挙げた上で「2年総額1200万ドル(約18億5000万円)」と予想。「ジョーカー的な存在。メジャー球団がこぞって獲得にいくパワーピッチャーではないが、27歳と若く、それだけでもいくつかの球団にとっては魅力的。実績からすれば、今永昇太の4年総額5300万ドル(約81億6000万円)をかなり下回るはずだが、1チームでも先発4番手でいけると判断し、サプライズ条件を提示する可能性もある」と伝えている。 一方、米誌スポーツイラストレイティッドは「小笠原は投手力強化を狙う球団にとって『お買い得』な存在になれる可能性がある。メジャー球団で先発ローテの4、5番手を担うとみられ、将来的にはリリーフさえこなせるかもしれない。3年総額3500万~4000万ドル(約53億9000万~61億6000万円)の契約も見込まれる」と報じている。 今季の小笠原の推定年俸は9300万円。前出の予想年俸の中で最も低いブリーチャーリポートの数字でも8倍を超え、スポイラ誌の3年4000万ドルならば、約22倍を超える計算になる。
中日スポーツ