服部幸男、地元で41度目のV/ボートレース浜名湖
ボートレース浜名湖で行われた「オレンジリボン運動支援競走 スポーツニッポン菊花杯」は27日、準優戦を勝ち上がった6人によって優勝戦が行われた。 追い風3Mの中で行われたレースは、スタート展示同様に枠なり3対3での進入。絶好枠で圧倒的な支持を集めた地元の服部幸男がインからコンマ08のトップスタートを決めて1Mを先マイ。バックでは2コースから差した中辻博訓、3コースから握った山室展弘らを突き放してそのまま先頭でゴール。今年は前走地の丸亀に続いて2度目、通算では108度目、浜名湖では昨年11月以来となる41度目の優勝を飾った。2Mで4カドから差した杉山正樹を回して差した中辻が道中でも杉山正、山室を振り切って2着、3着は2周1Mで山室を差した杉山正が入線した。2連単1-2は250円、3連単1-2-4は510円でともに1番人気での決着。 終わってみれば地元で貫禄を見せる結果となった服部。今節は決してパワーで威張れるような仕上がりではなかったが、予選道中を剛柔自在にまとめて得点率トップでセミファイナルへ。準優こそ辛勝だったが、優勝戦は「エンジン的には全くの普通だったしスタートを行って余裕が欲しかったが、いいスタートだったと思います」と思い描いた通りのレース運びで地元Vとさすがの存在感を見せた。次走の若松を挟み、12月14日からの一般戦、そしてオール静岡支部で争われる年またぎの開催と年内は2度の地元参戦。今後も大いに注目が集まる。
マクール