「民謡ガールズ」、6月にアニメ番組とのタイアップ曲でシングルデビュー
次世代ボーカル&ダンスグループ「民謡ガールズ」が25日、都内で定期ワンマンライブを行い、6月27日にシングルデビューを果たすことを発表した。 「民謡ガールズ」は日本民謡の魅力、ジャパニーズカルチャーを世界に発信するため、全国から集められた小中学生を中心に結成され、16年7月に『花笠音頭』や『おてもやん』などの民謡も収録されたミニアルバム『民謡ガールズ』でメジャーデビュー。 昨年にも引き続き3枚のミニアルバムをリリース、6月からは定期ワンマンライブを行うなど活躍の幅を広げている。 この日のライブでは、人気楽曲の『花笠音頭(民謡ガールズバージョン)』や『いよーーっ! かぶき者』のほか、初の試みとなったユニットコーナーでは『ソーラン節(民謡ガールズバージョン)』なども披露して会場を盛り上げた。 また、当日のライブをもってグループを卒業するリーダーのふうか、三味線のみきのこれまでの活動をまとめた映像が会場のスクリーンに映し出されると、それまで必死に堪えていたメンバーたちの目に涙があふれた。 学業優先のため卒業するふうかは、「今まで3年半、ありがとうございました。私は『民謡ガールズ』を卒業してしまいますが、『民謡ガールズ』は大好きです。なので、これからは『民謡ガールズ』のファンとして応援します。ファンのみなさまには、これからも変わらない温かい応援で『民謡ガールズ』の応援よろしくお願いします。メンバーのみんな、これからも頑張ってね。今まで本当にありがとうございました!」。 みきは、「結成当初から『民謡ガールズ』に関わってきて3年。これからは私のやりたいことに思い切って挑戦していこうと思い、卒業する運びになりました。今日で、今までずっと長く過ごして来たメンバーとさよならをするのはとても寂しいですが、しっかりと自分で決めた道を突き進もうと思います」と話した。 その後、いずみの口から今年6月27日にシングルデビューを果たすこと、同シングルの表題曲がアニメのエンディングテーマに起用されることが発表され、最後はメンバー11人全員で『ウレシナミダー!』を泣きながら熱唱して公演の幕は閉じた。 公演後、シングルデビューについてみやびは、「私はアニメが大好きなのでアニメソングを歌えることが本当にうれしいです!! 初めてのシングル発売ということでとても緊張していますが、これからみなさんの期待に応えられるように精一杯頑張ります」。 ゆとりは、「とてもとてもうれしいです。シングルデビューを目指してメンバーのみんなと団結して頑張ってきて、シングルデビューが決定と知った時、うれしくて飛び跳ねました。応援してくださるすべての方、『民謡ガールズ』を支えてくださっているすべての方に感謝して、これからも一生懸命頑張っていきます」と意気込んだ。 今後はメンバー9人での活動となるが、ゆうあは「ふうちゃんとみこりんが卒業してしまって、メンバーも私もこれからどうなるのかなという心配があります。でも、2人に『ここまで成長したんだよ』と胸を張って言えるように、そして“みんガル”ファミリーのみなさまに『“みんガル”を応援していて良かった』と思って頂けるように、メンバー全員で一致団結してもっと大きな世界に羽ばたきたいです。これからも前を向いて全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします」 りおは、「今は男性ファンの方が多いんですけど、小さなお子さんから、若い男の子、そして同世代の女の子、おじいちゃんおばあちゃんまで、幅広い世代の方、そして全国のみなさんに『民謡ガールズ』を知ってもらいたいです。そして心に響く歌、元気と笑顔を届けたいです」とさらなる飛躍を誓った。 日本文化の民謡の楽器、POP、ロックを融合させ、オリジナル楽曲を発表し続け注目を浴びている『民謡ガールズ』。念願のシングルデビューを果たし、今後の動向に注目だ。