ダイアン、『THE SECOND』に提言 『M-1』直後の芸人が参加可能な現在に「ちょっとすぐすぎる」
参加資格の下限の引き上げを提言
お笑いコンビ・ダイアンが5日深夜、ABCラジオ『ダイアンのラジオさん』(深夜1時)に出演。結成16年目以上の漫才大会『THE SECOND~漫才トーナメント~』について、参加資格の下限の引き上げなどの改革を提言した。 【写真】「バレバレすぎておもろいw」の声 ダイアン津田が撮影した“盗撮被害”の様子 昨年の『M-1グランプリ』で史上初の連覇を達成した令和ロマンを称賛した2人。ユースケはラストイヤーだった結成15年目の漫才師について「そこが『SECOND』にバーッとまた(行って)。年々増えて行ってっていうことですよ」と言及した。津田篤宏は「もう『サード』作らなあかんのちゃうかな思ってる、オレ」といい、「『SECOND』が上限がないんやったっけ。それ設けた方がええと思うねん」と見解を披露。「(結成16年以上)25年以下とか」と数字も示した。 ユースケが「それは『SECOND』でええんちゃう。そこ区切る意味があんまりよう分かれへん」と言うと、津田は「あまりにも『M-1』終わりたての子が出てくるわけやんか。(昨年ファイナリストの)トム・ブラウン出れるわけやん、極端な話。そうなったら、『SECOND』(を狙って)せっかくチャンスあった人間が、バリバリのヤツに来られたらってなるわけやんか」と『M-1』直後で賞レース慣れしている方が有利とみていた。 増加する一方の参加資格者のことだと思っていたユースケが「(『M-1』から)ちょっとすぐすぎるってことやね」と理解すると、津田は「そうやね」と肯定。ユースケが「20年以上とかにしたらいいよね。(『M-1』から)5年ちょっと猶予があるから」といい、「15年で『M-1』終わってすぐの子が(『SECOND』に)来ても、まだピンピンというか。円熟味というか、まだ出る前やから」と続けた。津田は「(直近まで)『M-1』用のネタをやってきたわけやから」と、“勝負”から離れている大ベテランへの配慮を示唆した。 津田が「それ(真剣に)言うた方がええんちゃうん?」と“改革案”に自信を見せると、ユースケは「誰に言うてええかも分からんし」と鈍い反応。津田は「言おうかな。おいでやす(小田)がもう1回言うてくれたらええんちゃうん。(『SECOND』は)あいつが始めたことやからさ。おいでやすの一言で始まったわけやんか」と『SECOND』設立のきっかけとなったおいでやす小田への依頼も視野に入れた。 ユースケは「(『SECOND』は)いつか、もしかしたらマイナーチェンジは(あるかも)。まだ始まったばっかりやから。まだ2回しかやってへんから。これでもうちょいあと何回かやったら“ここもうちょっとこうした方がいいな”とかテコ入れが入るんかもわからんね」と『SECOND』の進化を予想。津田は「いきなり(前年までの『M-1』組が)入っちゃったらあんまりねっていう気はしてんねん、ホンマ」と口にした。 ユースケは「最初のころの『M-1』も今と全然違うしな。お客さん票みたいなんがあったりした、1回目とか」と振り返ると、津田も「あった、あった。関西と関東とな」とコメント。ユースケは「そんなんも今はないし。テツandトモさんが出てたのも、今やったら普通ないやん。あのときってテツandトモさんが普通に出てた」と変化を説明。津田が「(テツandトモは)さすがに漫才ではない」というと、ユースケは「何年後かにテツandトモさんも思ってたと思うで、ご本人が。“なんであれ出たんやろう”って。決勝行ってはったからさ。あれ(コンセプトが)固まる(前)」と発言。「(『SECOND』は)まだ固めてる最中でしょう。固まりきってない」とした。 『THE SECOND』は初回(2023年)は当時20年目のギャロップ、昨年は19年目のガクテンソクが優勝した。
ENCOUNT編集部