「“また死んじゃうの?”と…」2クール連続主演、松本若菜(40)が明かす「グラビア活動と暗黒時代の経験」
〈喘ぎ声を重ねる激しい絡みも…女優・松本若菜(40)が“遅咲きのブレイク”を果たすまで〉 から続く 【画像】「少し控えようと思っています(笑)」もう見納めになるかもしれない松本若菜の“変顔” 前クールの『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)に引き続き、木曜劇場『わたしの宝物』(フジ系)でも主演。女優・松本若菜(40)は今、遅咲きのブレイクで引っ張りだこだ。
「血肉となった」
果たして、本人は最近の活躍ぶりや監督たちからの評価について、どう考えているのか……松本に取材を申し込んだところ、メールで回答が届いた! ――かつてはセクシーな写真集を発売され、最近では『金魚妻』などで、非常に色気のある体当たり演技を披露していました。 「“非常に色気のある”と評価して頂き、お恥ずかしいですが、そう思って頂けてとても有り難く思います。当時のグラビア活動を通して、シャッターが切られる一瞬に魂を吹き込む感覚を学びました。その集中力や感情の込め方は、お芝居にも通じるものがあり、役に命を吹き込むための貴重な経験になっています。私に足りなかった“魅せる”ことへの意識が自然と高まったと思っていますし、無理なく表現できるようになったことが今に活きているのかもしれません」 ――20代中盤は「だいたい死んじゃう役」で「暗黒時代」などと語っていました。こうした暗黒時代の経験はどう生きていますか。 「サスペンス作品が多かった時代ということもあり、そのような役はたくさん演じさせて頂きました。俳優業をしていると、同じような役回りが続くことがあり20代中盤がその時期でした。“また死んじゃうの?”と言われて、ショックだったこともあります。でもその強い思いで、“こう演じなければ”とか“私らしさ”など肩肘を張って取り組んだことが血肉となったのだと思います。今では逆に若い頃に拘った自分らしさに支配されることもなく、いろいろなものに影響されていいと思っていますし、それをどう変換して楽しもうかと少し余裕が出てきたので、暗黒時代の経験も間違いなく活かされていると感じています」