「21年やってLINEで終わり。悲しすぎません?」兼光、プラスマイナス解散を東野に明かす
元プラス・マイナスの兼光タカシが、5月19日に放送された東野幸治MCの『お笑いワイドショー マルコポロリ!』(カンテレ/関西ローカル)に出演。お笑いファンに激震が走った「あの騒動」の舞台裏を激白した。 【写真】兼光のピン芸を見守る東野 5月18日、激戦を勝ち抜いた芸歴16年以上の芸人たちが激突し、第2代チャンピオンが誕生した『THE SECOND~漫才トーナメント2024~』グランプリファイナル。そのステージに、いろいろあって立つことが叶わなかった3組、兼光タカシ、モダンタイムス、ランジャタイが番組に集結し、東野幸治が「兼光くん1人だけ浮いている感じですが」と声をかけ、番組がスタート。 2023年に『上方漫才大賞』で大賞をとったプラス・マイナス。所属する吉本興業は大きな賞を受賞するとすべてがワンランクアップするそうで、兼光は「実際(新幹線は)グリーン車にもしていただきましたし、ギャラは4月が吉本の上がるタイミングで、僕らが(上方漫才大賞・大賞を)いただいたのが5月やったので、1年間楽しみにしていて『よっしゃっ!』て思っていたら解散・・・」と、突然降ってわいた衝撃解散を振りかえる。 ■「1回も会ってないし、喋ってもない」 さらに東野から「結局いつ解散したの?」と尋ねられ、兼光は「本当、嵐です。僕もみなさんと同じ環境やったんですよ。うちの妻と『また変なこと言ってんで・・・』と(Xを見ていたら)最後に『解散』って投稿されていて。そのときはまた『何か言うてるわ~』くらいに思っていたんですけど、何十分か後にLINEが来たんですよ。『もう吉本やめるわ、ありがとう』って」と、騒動の舞台裏を明かす。 「一方的にLINEで!?」と驚きを隠せない様子の東野に、兼光は頷きながら「一方的にLINEで来て、これはLINEで返してる場合ちゃうわと思って、すぐ(岩橋に)電話したんですよ。そしたら出なくて。でもXのポストは続いてるんですよ、『プラス・マイナスも解散です』『吉本、芸人やめます』『兼光ごめん、ありがとでした』って。もう一度電話しても出なくて、そしたらまたLINEが来て、『吉本もやめるわ今までありがとうお疲れさまでした』ってそれで終わって。(それから)1回も会ってないですし、喋ってもないです」と告白。 東野が「お互い言い分もあるやろうから何とも言えないけど、最後は会ってね・・・」と兼光の心情をおもんぱかるも、「そんなことあります? 21年一緒にやっててLINE一発で終わり。悲しすぎません?」と訴える兼光。しかし東野が「悲しすぎるけど、あの、こんなこと言ったらなんやけど、俺に言われても・・・」と淡々と返し、スタジオに笑いが起こった。 ■ 東野「コンビって難しいね」兼光を労う さらに、兼光は漫才師として順風満帆だったこともあり、2023年に東京都世田谷区に家を購入。ローンはたっぷり34年残っており79歳まで支払うと言う。それだけでは無く「解散して、2年4カ月待っていた車が来た。火の車納車」と告白。東野から「その漫談はウケますか?」と聞かれ、兼光は「めちゃくちゃウケる」と苦笑した。 さらに「家のローンは毎月25万円で、車はキャッシュで買ったから今手元にお金がない! こんな重なることあります? さらには、もうすぐ赤ちゃんも生まれるんです」と明かすと、「おめでとうございます!」と祝福モードに包まれるスタジオ。「じゃあ奥さんも本当に心配してるんじゃないですか?」と言う東野に、「妻は安定期に入りましたが僕は不安定期に入りました。これ、めちゃくちゃウケるんです(笑)」と笑いで締めくくった。 東野から「もうコンビは組みたくない?」と尋ねられた兼光は「もういいっすねぇ。もうやったでしょ21年」とポツリ。東野も「コンビって難しいね」と一連の兼光のコンビ解散騒動を労った。 本編VTRではピン芸人になった兼光の劇場での様子にも密着。この模様は5月26日・12時59分までTVerで見逃し配信されている。