ソト“争奪戦”を制するのは? 「野球史上最長の契約を保証」と米報道 ブルージェイズが最初に交渉「ターゲットにしている」
ヤンキースからFAとなっているファン・ソトの争奪戦が本格化する。米スポーツ専門局『ESPN』は現地時間11月12日(日本時間13日)、ソトと最初の交渉を行う球団がブルージェイズであると報じた。 【動画】強烈な先制2ラン!ファン・ソトがポストシーズン2号本塁打を放つ 今回のFA市場最大の目玉とされているソトは今季、ヤンキースで157試合に出場して打率.288、41本塁打、109打点をマークした。 同局は「メジャーリーグの情報筋によると、ブルージェイズが最初の交渉相手となる。トロントは昨冬にショウヘイ・オオタニの獲得を試みた後、ウラジーミル・ゲレロJr.に並ぶスター選手の獲得を真剣に考えており、ソトをターゲットにしている」と記した。 さらに「ソトを最有力候補に挙げているもう一つのチームはボストンだ」とし、レッドソックスも今週ソトとの面談を予定していて、ソト争奪戦の筆頭候補である「メッツとヤンキースも面談を予定している」と伝えている。 また、ソトは26歳と若いこともあり「野球史上おそらく最長の契約を保証されるだろう」とし、「フェルナンド・タティスJr.の14年総額3億4000万ドル(当時約450億円)の契約が記録である。(ソトは)契約金6億ドル(約928億円)を超えると予想される」とした上で「他のチームも興味を示しているが、価格が高すぎて獲得できないかもしれない」と指摘している。 ドジャースについては「ソトを追わないだろう。オオタニが指名打者なので、ソトの守備範囲が狭まった場合、選択肢が限られるからだ」と説明している。 果たしてソトは来季どのユニフォームを着ているのか。若きスラッガーの行方に注目だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]