<長谷川博己>「寂しい! まだ終わってほしくない!」 「アンチヒーロー」オールアップで感慨
弁護士役は難しいといわれている中で、脚本が先まで見えている状況で現場に入れたことはとても幸せでした。すごく緻密な脚本の中で、話を聞いてくれるスタッフさんがたくさんいて、現場で作り上げるものもたくさんあったなという印象です。何より役的に共にする時間が長かった長谷川さんと堀田さんとの3人の時間は、赤峰を演じる僕にとってとても楽しい時間でした。改めて芝居が楽しいと思える現場でしたし、ここからまた頑張ろうと思うことができました。また事件があったら呼んでください!(笑い)
◇堀田真由さんのコメント
紫ノ宮は信念が強くて完璧な人物だと思っていたので、私自身もパーフェクトじゃないといけないと思うと、心臓の音がマイクに乗ってしまうのではと思うぐらい毎シーンドキドキして撮影していました。先輩方がお芝居をすることを楽しまれている姿を見て、私自身もすごく刺激になりましたし、キャスト・スタッフがキャリアとかスキルとか年齢とか性別とか関係なく、“面白いものを作るぞ!”という目標に向かって同じ姿勢で仲間として盛り上げている姿が学びになりました。また皆さんとご一緒できるように、俳優としても、人としても努力し続けられたらと思います。
◇大島優子さんのコメント
出産後の復帰作として、「アンチヒーロー」に呼んでいただけたことを本当に感謝しています。毎日キャストとスタッフが一つ一つ丁寧に作り上げるというものを間近で見て、なんていい現場なんだと思いました。こうやって身近にいる人たちから刺激と活力をもらって、“また頑張ろう!”と思えるこの現場が本当にすてきだなと思ったし、ものづくりの楽しさを久しぶりに感じることができて、すごく幸せな時間でした。
◇木村佳乃さんのコメント
今回初めてご一緒させていただく出演者の方が多くて、私自身、法廷が舞台となる作品も検察官役も初めてで、とても勉強になりました。重厚な物語で、毎回緊張感もたっぷりあって、毎日これをやっているキャスト・スタッフのみなさんは大変だろうなと思いました。この作品に携わることができて、素晴らしい経験となりました。