ロヒンギャを海上で救助 インドネシア沖、船転覆
【ジャカルタ共同】インドネシアの捜索救助当局は21日、スマトラ島沖のインド洋で漂流していたミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャ69人を同日海上で救助したと発表した。ロヒンギャは、転覆し海面にかろうじて突き出た船底に立ち、救助を待っていた。行方不明者がいるかどうかは分かっていない。 当局によると、アチェ州西アチェ県の沖約40キロで漂流していたところを救助した。20日午前10時ごろ、地元漁師が警察に通報し、当局が捜索していた。 救助された69人のうち9人は子どもで、男性は42人、女性は18人という。