大谷翔平の『50―50』ボール、オークションで既に1億7000万円超、米SNSで嘲笑「ドジャースがファンに提示したのは“たったの”4300万円だった」
ドジャースの大谷翔平選手(30)がメジャー史上初の「50本塁打―50盗塁」を決めた50号ホームランボールはオークションにかけられ、29日(日本時間30日)時点で入札額が120万ドル(約1億7200万円)までつり上がっている。 大谷は19日、敵地でのマーリンズ戦で3本塁打を放ち、この日の2発目で「50―50」を達成。ドジャース側はボールを拾ったとされる男性ファンに30万ドル(約4300万円)での交換を提案したが断られた。 入札額の高騰に、米SNSでは「ドジャースがファンに提示したのは『たったの』30万ドルだった。smh(首を振るしかない)」「大谷自身が欲しければ楽勝で買える」「30万ドルの交換を拒否したヤツを、みんな『あほう』と呼んでいたな」などのリアクションがあった。 ボールは27日から米「ゴールディン・オークションズ」の公式サイトで競売にかけられ、50万ドル(約7200万円)でスタート。開始から8時間超で100万ドル(約1億4300万円)になると、直後にファッション通販サイト「ロコンド」を運営するジェイドグループの田中裕輔CEOが105万ドル(約1億5000万円)で入札し、「最終的に『大谷選手の手元に戻す』事を目指しています」などとXに記した。入札額が120万ドルになった後も「値段上がってましたがもちろんまだ戦います」と、ハンマーの絵文字を添えた。オークションは10月17日まで行われる。 このお宝ボールは、別の男性ファンが「自分がキャッチしたのに、力ずくで奪われた」と、26日に競売差し止めを求めてフロリダ州の裁判所に提訴している。
中日スポーツ