生きる幻、アレン様を心に宿して、2025年は最高の1年に!「根拠のない自信を持つだけで、人生は上手くいく」
アレン様が伝授する、2025年をゴージャスに彩るための心得
──それだけの想いを込めたカレンダーは、クリマンにとってとても嬉しい新年のプレゼントです。さて、次は、新年いいスタートを切るために、シチュエーション別にアレン様からアドバイスをお願いします。 【 美しいブチギレ方 】 頭に来ることがあっても、ここで怒ったらおしまいだと心にフタをしてしまうのですが、いつまで経ってもモヤモヤが晴れません。後腐れなくブチギレるコツを教えてください。 「ヮタクシのポリシーには、『ガマンをしない』があります。言いたいのは『ガマンしなきゃいけないって、誰が決めたの?』ってこと。誰からもそんなこと言われてないでしょ。別にキレたところでクビにならないし、会社もクビにできない。友人関係でも、ブチギレたぐらいで縁が切れるなら、さっさと切れてくれていい。早く気付けてよかったわ、と思います。 ただし、ひとつ決めてることがあって。ガッツリ相手にキレたら自分はスッキリするけれど、一方的に気持ちよくなるのは良くないと思っていて。だから、相手にも言ってもらうんです。『そっちも言いたいことあるんだったら、今、全部言ってね』って。これは友達でも仕事関係、マネージャーに対してもそう。お互いがフラットになる状態に持っていくの。 先日、戦慄かなのちゃんと一緒にシンガポールに旅行したんですけど、初日から大喧嘩になったんです。そのときも、戦慄ちゃんに『私の悪いところは言って。全部直すから』と。そこからお互いに言いたいことを言い合って、泣きながら謝って、抱き合って仲直りしました。 こちらも『ごめんね』と謝る機会をもらうのは、ブチギレる上ですごく大事なこと。一方的にキレていいのは、100%相手に否があって、こちらが被害を被ったとき。心の中で本当はいい関係になりたいと思っているなら、フラットな関係にしておいたほうがいいわ。 ただ、これが職場となると難しくって。上司にガーっと強く言える人は少ないでしょ。上司から文句を言われて、反論したいのにこらえなきゃいけない人は多いよね。そういうときは、『おっしゃることはわかりました。だけど、言い方だけ気を付けていただけないでしょうか』と、上司の意見を飲みつつ、少し変わってくれたらもっと寄り添えるんですよと、上司に考える余地をあげるの。それで向こうが逆ギレしようものなら『それをヤメてほしいって言ってんですよ!』とブチギレればいい。そうすると、上司もコイツは歯向かってくるから扱いにくいなと思うでしょ。むしろそう思わせた方が勝ちなのよ」 【 パートナーとの関係を長続きさせるコツ 】 パートナーとの関係が長く続くと、倦怠期がやってきて、お互いにギスギスしてしまいます。良い関係を長持ちさせるにはどうしたらいいでしょうか。 「ヮタクシにはパートナーや恋人を作るという概念がないので、ヮタクシから言えるのは、長く関係を持たせたいのであれば相手を深く知ろうとしないこと。知りたい気持ちを捨てること。なんでもそうだけど、人は相手のことを深く知りたがるもの。だから、必要ないことまで知って嫌いになるの。浮気や不倫もそう。相手の携帯を見たっていいことはないのに、追跡アプリを入れちゃったりね。人には知らなくていいことってあるの。ヮタクシにも他人に知られたくないことはいっぱいあるもん。だから、常に『ゥチらいい関係を築けてるんだから、これ以上アラを探り合わなくていいよね』っていうベクトルで生きてます」 ──パートナーだけでなく、なんでも深掘りすることが良いとされる風潮はありますよね。 「うん。でも、世の中には知らなくていいことのほうが圧倒的に多い。おいしいお肉をいただくときに、お肉ができる過程を深く知っていたら、もう口にできなくなるじゃない。それと一緒で、知識を持つのはいいけれど、知らなかったほうが楽しめたってこともある。親兄弟だって嫌なとこは見たくないじゃない? 一度知ってしまったら、もうそういう目で見ちゃうもの。人間関係はシンプルに考えて。自分が他人に知られたくないことがあるように、相手も知られたくないことはある。それでいいの」