【高級魚がズラリ】釣り大会でゲットした魚を調理して自宅で〝料亭気分〟
後半戦はウキフカセで大物を狙うも!?
後半戦はウキフカセでマダイなどの大型魚を意識したタックルを組んだ。基本仕掛けは前半戦と同じであるが、サルカンから下の仕掛けを、フロロカーボンハリス4号を2尋/グレバリ8号に変更した。水深が深いのでパイロットウキは自作の「ウキくん000 」を選択、ウキ留め無しの全誘導仕掛けとし、完全フカセでスタートした。コマセはオキアミ3kg、パン粉2kg、ヌカ2kg。深場のマダイを意識して視認効果の高い押し麦も多めに追加した。 付け餌のLLサイズのオキアミを付けて仕掛けを投入するも、満潮の時刻で潮が緩く餌取りに取られてしまう。なるべく潮が動いていそうなポイントを探した。どうやら伊浜方面の下り潮が緩やかながらも他のポイントより潮が動いていそうだ。狙いのポイントを変更し、2投目、3投目とやってみるが餌盗りに取られるので、コマセが届く範囲で大遠投を試してみた。 仕掛けを入れて暫く待っていると、道糸がスススーッ!と走った。慌てずに合わせをいれると、やや叩くような引きで磯際に突っ込んでいく。ギラッと白い魚体がみえたので「イスズミか~」と思いながら足元まで寄せると、綺麗な黄色の斑点が見えた。「やったー、カイワリだ!」と慌ててタモを準備して、タモ入れに成功したのは35cmを超えるまずまずのサイズのナンヨウカイワリだった。「この調子で大物を!」と行きたいところであったが、今度は緩い上り潮に変わったためポイントを変更。 相変わらず手前は餌盗りに取られるので、大遠投で攻めてみた。魚のいるタナを把握するべく、仕掛けを投入後カウントしながら流していくと、80秒くらいの棚でイサキが食ってきた。次の1投は120秒待ったが餌を取られ、その次の1投は90秒位のタナでイサキが喰ってきた。イサキのタナは恐らく竿1本半程度。そこから下のタナを効率よく探るべく、1号ウキに錘の1号とBを装着し、竿1本半から下のタナを沈めながらゆっくりと探る仕掛けに変更した。イサキの下にマダイがいると信じで、今度は竿2本のタナに変更。アタリの回数は先ほどより減ったものの、釣れてくるのはイサキのみ。悩ましい時間が過ぎて行った。