高齢者だけの問題ではない…踏み間違い事故防止へ「急発進抑制装置」体験会 福島
テレビユー福島
自動車のブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故を防ごうと、警察は5日、急発進抑制装置を使った講習会を福島県いわき市で開きました。 【写真を見る】高齢者だけの問題ではない…踏み間違い事故防止へ「急発進抑制装置」体験会 福島 今年2月、鏡石町で高齢のドライバーが運転する軽乗用車が歩行者2人をはね、1人が亡くなる死亡事故が起きました。警察では、こうした事故を防ごうと、自動車教習所の協力で「急発進抑制装置」を活用した体験型の講習会を開きました。 体験会には、いわき市から18人が参加し、急発進を抑制する装置を取り付けた車に乗り、急にアクセルを踏んで、その効果を体験しました。 体験会に参加したいわき常磐地区交通安全協会・磯上秀一会長(67)「これは高齢者で今問題になっている急発進には非常に有効なものだと思います」 自営業・大津美喜夫さん(81)「焦っている時とか気持ちが安定していない時にガッと踏んだりとか、踏み間違いの時には止まっていいなと思いました」 水津邦治アナウンサーも、段差がある時の急発進を体験してみました。 水津アナ「段差で止まりました。ここで思い切ってアクセルを踏みます。踏み込んでみますが、進みません」 警察によりますと、ブレーキとアクセルの踏み間違いの事故は、高齢者だけではなく、幅広い年齢層のドライバーが起こしているということで、急発進抑制装置の普及に努めていくことにしています。
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