「900万ユーロの価値…」 フェイエノールトのFW上田綺世はエースの座を奪えるか? 現地メディアも注目!【海外の反応】
フェイエノールトのサッカー日本代表FW上田綺世は、チームのエースであるメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの負傷で、これまでより多くのプレータイムが与えられることが予想されている。クラブの専門メディア『FR12.nl』は現地時間26日、序列を覆すほどの活躍が期待される上田について報じている。 昨シーズンにリーグ戦で23ゴールを記録し、今夏にビッグクラブ入りも噂されていたFWヒメネスは、22日に行われたエールディビジ第6節NAC戦の29分に負傷。上田との交代を余儀なくされた。上田は投入から僅か5分後にヘディングで今季初ゴールを記録した。今季も開幕5試合で2得点をマークしていたエースは、年内の復帰が絶望視されており、チームにとっては大きな痛手ではあるものの、上田には大きなチャンスが訪れている格好だ。 同メディアは「我々は今、彼がその900万ユーロ(約15億円)の価値があるかどうかを知ることになる」と題し、「26歳の日本人は、今後数か月のうちにロッテルダムのチームに対して、自分の力を証明する機会を得るだろう」と、2023年夏にクラブ史上最高額の移籍金で加入した上田について注目した。 さらに、オランダ人ジャーナリストのヨハン・イナン氏の上田に対する見解も合わせて伝えている。『FR12.nl』によれば、イナン氏は「アルネ・スロット前監督は昨シーズン、ヒメネスと同じように出場すれば、上田も同じだけ得点するだろうと言っていた。今がその証明の時だ。彼はフェイエノールトにとって欠けていたピースかもしれない。900万ユーロ(約15億円)の価値があるかどうか、これから見えてくる。上田はとても控えめに見えるが、その遠慮を捨てるべきだ。日本代表では素晴らしい得点を決めているが、主に弱いアジアの国々相手だ」と述べたという。上田はこのチャンスを活かし、エースの座を射止めることができるのか注目だ。
フットボールチャンネル編集部