春風亭昇太、会長を務める芸協所属の新真打ち3人にエール
落語家、四代目山遊亭金太郎(44)、雲龍亭雨花(年齢非公表)、講談師の三代目松林伯知(同)が21日、東京都内で真打ち昇進襲名披露宴を開き、柳亭市馬(62)、三遊亭小遊三(77)、林家たい平(59)ら550人が出席した。 【写真】林家木久扇「そういう訳で昇太さん、2000万円ください(笑)」 3人が所属する落語芸術協会会長の春風亭昇太(64)はサッカーJ2で首位に立った故郷、清水エスパルスの活躍を引き合いに「応援してるチーム、人が活躍するのが応援する側にとって一番、幸せ。こんなにたくさんの方に集まっていただいて、3名も気持ちを新たにしてると思う。皆さんが喜ぶと、応援してもらえる側もうれしい気持ちになってますます努力できる」とエール。 くま八から金太郎を襲名する四代目は「くま八から少しずつでも金太郎になっていきたい」と意気込んだ。 春雨や風子改め雨花は、会場全員で行った中締めに触れ、「心が震えました。これから皆さんの気持ちと一緒に大きくなりたい」、神田真紅改め三代目伯知は「あこがれの名前を襲名でき、お客さまの拍手でますます気持ちが充填され、みなぎってきました」と感謝した。 5月1日の東京・新宿末廣亭を皮切りに襲名披露興行が行われる。