2代目カープ・トラムが出発! アストラムラインのラッピング車両 車内ではカープの歴史を紹介
広島東洋カープを応援するアストラムラインのラッピング車両「カープ・トラム」が22日、復活した。昨年10月に新型車両への切り替えで引退した初代を継ぐ2代目。プロ野球の開幕が迫る中、運行する広島高速交通(広島市安佐南区)が利用者や沿線住民と引き続き地元球団を後押しするために投入した。 【写真】カープ・トラムの外観や車内(全7枚) 赤を基調に球団マスコット「カープ坊や」を10カ所にあしらった6両編成の車両。「うごく歴史館」をコンセプトに車内の装飾を新調した。「たる募金」や1975年のリーグ初優勝などの歩みを写真付きで紹介。背番号ごとに現在と過去の選手を並べたコーナーも設けた。8月で開業30年となるアストラムラインの歴史も取り上げている。 この日は本通駅(中区)で式典があり、カープのアドゥワ誠投手(25)も駆け付けた。アドゥワ投手は「カープ愛を感じられる車内だった。絶対乗ると思います」と気に入っていた。運行時間は日によって異なる。
中国新聞社