<ボクシング>山中、亀田戦よりラスベガスのビッグマッチ
■全米を席巻する”神の左” もし、ラスベガスで、サンタクルスへの山中の挑戦が実現して、“神の左”が炸裂すれば、日本のボクシング界に新しい扉を開くことになるだろう。試合内容には、まだ疑問符のつけられている亀田和毅との試合よりも、最強を追い求めるボクサーが、ラスベガスの強敵との試合を強く願うのは当然と言えば当然。しかも、山中の所属する帝拳ジムは、過去に西岡利晃vsノニト・ドネアのビッグマッチを実現した国際的プロモート力があるジム。山中の願いは、決して夢物語ではない。 山中は4月にも関西でV6戦を行う予定で、村田諒太がトレーニングをしている本場、ラスベガスで合宿を組むというプランも計画されている。ビッグマッチを想定した準備のスタート。2014年は日本が生んだ“神の左”が全米を席巻することになるのかもしれない。 (文責・本郷陽一/論スポ、アスリートジャーナル)