50代後半に差し掛かり、今後のために「布団」から「ベッド」に変えるか悩んでいます…どちらが足腰が悪くなっても良いでしょうか。
布団を長年使用していて慣れているけれども、ベッドに替えるかどうかを検討している方もいるのではないでしょうか。しかし将来、歳を重ねて足腰などに不安を抱えるようになったときんために、どちらのほうが身体への負担が少ないかは知っておくべきでしょう。 本記事では、布団とベッドの購入価格を比較して、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
布団とベッドの購入費用を比較
「小売物価統計調査」によると、ベッド1台あたりの価格は6万5138円です。布団は1枚あたり1万2948円のため、価格で比べると、布団のほうがお得です。 ただし、布団やベッドを購入する際には、掛け布団や肌掛け布団、敷き布団、マットレス、敷きパッド、毛布、枕、シーツ、布団カバー、枕カバーなども必要になります。ベッドや布団を購入する際には、すべてをセットにしたときの価格で比較しましょう。
布団の特徴
布団の特徴は、素材によって異なります。例えば、ポリエステルならば軽量で、洗濯も手軽に行えます。羊毛の特徴は、保温性や吸放湿性に優れている点です。 また価格も、素材によって大きく変動します。価格を抑えて購入したい場合は、ポリエステルがおすすめです。 数年で買い替えが必要になりますが、短期間で買い替えることは衛生的ともいえます。羊毛は機能性に優れている分、ポリエステルよりも価格が高めになります。 ◆布団を利用するメリット 布団には、以下のメリットがあります。 ・就寝時以外は部屋を広く使える ・就寝中に落ちる心配がない ・お手入れが手軽 ・処分の手間が少ない 布団は、寝ていないときは畳んで押し入れやクローゼットに収納しておけるため、日中は部屋を広く使えます。また、ベッドのように土台はないため、粗大ごみの量が減り、処分時の費用も抑えられるでしょう。 ◆布団を利用するデメリット 布団には、以下のデメリットがあります。 ・ハウスダストやホコリを吸いやすい ・耐久性やクッション性が低い ・冬場は冷えやすい ・カビが繁殖しやすい ・就寝・起床時に、敷いたり片付けたりする手間が発生する 布団は床と接しているため、就寝中にホコリやハウスダストを吸いやすくなります。また、床から近いことで冬場は冷えやすいため、暖房をつけたときは、サーキュレーターで空気を循環させるといいでしょう。 なお処分時は、多くの場合で粗大ごみとして扱われます。自治体によって対応が異なるため、処分にかかる費用をチェックしておきましょう。