【日本ハム】CS初戦黒星で崖っぷち 先発加藤貴之2被弾 打線は佐々木朗希を打ち崩せず 明日負ければシーズン終了
日本ハムはロッテ相手に戦ったCSファーストS第1戦(エスコンフィールド)を0ー2と敗れた。先発左腕の加藤貴之がソロ2発を許し、打線は相手エース、佐々木朗希に封じこまれた。 【動画】日本ハム先発の加藤は中村に先制のソロを浴びた 先発の加藤がロッテの一発攻勢につかまった。初回から3イニング連続で先頭打者を出すも4回までは無失点と粘りのピッチング。 しかし5回は先頭の中村奨吾に先制の左越え本塁打を浴び、7回も先頭の相手主砲のグレゴリー・ポランコにバックスクリーンへ再びソロを許した。7回途中8安打2失点と試合を作るも悔しい結果に。 一方、打線は相手エース佐々木の攻略に苦しんだ。レギュラーシーズンでは今季5度の対戦でいずれも土をつけているとあって、注目のマッチアップとなったが、初回に158キロをマークするなど剛腕相手は甘くなかった。 初回、先頭の浅間大基は四球を選んだが、二盗失敗。続く清宮幸太郎も四球で出塁したが、3番・フランミル・レイエス、4番に抜てきされた郡司裕也も凡退と得点に結び付けられず。 その後も4回は先頭のレイエスが右前打で出塁するも、一死一塁で打席を迎えた上川畑大悟が二ゴロ併殺に倒れた。5回も先頭の万波中正が内野安打で出塁したが、松本剛が三ゴロ併殺。続く伏見寅威もニゴロとチャンスを生かせなかった。 新庄剛志監督にとっても指揮を執る上では初のCS進出。2番に好調な清宮を配置し、4番に郡司を抜擢するなど思い切った策に出たが、打線がつながらず。剛腕佐々木に屈する形となった。 2勝先勝の超短期決戦の中で追い込まれた。PSの戦い次第で去就を決めると明言している新庄監督が運命の第2戦でチームをどう動かしていくかも注目となりそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]