高知県無形民俗文化財「赤野獅子舞」 安芸市役所で写真展始まる【高知】
RKC高知放送
高知県無形民俗文化財の「赤野獅子舞」を紹介する初めての写真展が、高知県の安芸市役所で始まりました。 県無形民俗文化財の「赤野獅子舞」は安芸市赤野地区に600年以上前から伝わる伝統芸能で、ユーモラスな化粧をした「テガイコ」と呼ばれる役が、獅子舞とからむ演目が特徴的です。 地元の保存会が継承を進めていて、その一環で初めて安芸市役所で写真展を企画しました。 初日の7月3日は獅子舞に参加する小学生も写真パネルの展示作業を手伝いました。展示されているのは約120点で、文化財に指定された当時の昭和40年代の写真や、コロナ禍の中断後4年ぶりに復活した去年に約700人の見物客で賑わった様子、また今年は地区外を含む小学生13人を新たに加え、本格的な継承に取り組む週2回の練習など「赤野獅子舞」の魅力を紹介しています。 今年の「赤野獅子舞」の奉納は7月22日に大元神社で夜神祭が、23日に住吉神社で昼神祭が行われ、5つの演目が披露されます。