【本日開幕オリンピック秘話】男子バレーボール・高橋藍選手(22)の母「始めたきっかっけはポケモンカードめあて」|STORY
直筆(1)! 髙橋 藍 選手の小学校の卒業文集から
「スポーツのすばらしさを未来に伝える」 高橋 藍 兄の塁は春高(全日本バレーボール高等学校選手権大会)に行けなかったのですが、藍が春高で優勝した瞬間は、塁も藍も私も家族みんなが報われた気がしました。「ああ、本当にあそこで辞めなくて、辞めさせなくて良かった」と。 藍は「緊張しぃ」なんです、中高の時にも試合中は毎回コート横で「ウー」と吐きそうになっていたほど。でもそれを乗り越えるとラクになるらしいです(笑)。そんな様子を見てきたので、今、日本代表として大きな世界大会でも緊張せずに出場できるなんてすごい! 日本で試合がある時はすべて会場で応援し、イタリアにも数回行きました。行けない時は全部ネットでリアルタイム視聴しながら応援します。日本時間では朝早くても必ず。今は私がいちばんの藍のファンです! 英語はそれほど得意でなかった藍ですが、イタリア在住の友達家族に英語も教えてもらいながら、楽しく過ごしているようです。便りがないのを寂しく思う時もありますが、それは元気な証拠ですね。
直筆(2)! 髙橋 藍 選手が高校入学前に書いた自分への手紙
「拝啓18歳の私へ」 高橋 藍 もともと私自身は、スポーツは楽しくできればいい、という考えでした。 “藍はホントにバレーで良かったのかな…”と悩むこともありしましたが、藍は「今がいちばん楽しい!」と言ってくれています。私の選択も間違いじゃなかった…。だから私も、今がいちばん楽しいです。魂がバージョンアップしていっています(笑)。――髙橋小百合さん 取材/東 理恵