「“矢部菌”と罵られた」中学時代に壮絶経験の矢部美穂が語る「いじめ問題」 いまは「デジタルタトゥーでもっと」
昔のように、そういった情報を発信するのが雑誌だけだったら、お金を払って手にとった方にしかその中身が見られないけど、今はネットで色んな情報が無料で見られる上、SNSなどでバズったらたくさんの人に拡散されてしまう。それは芸能界も同じで、変な写真を撮られて拡散されたら一生残りますよね。生きにくい世の中になったな、とほかのタレントさんたちからも聞きますね」
SNSに載せる言葉は「慎重に」
矢部は現在インスタグラムで自身の日常を積極的に発信している。フォロワー数も6万まで増えてきた。昨今、著名人のSNSに心ないコメントを書き込むなど、誹謗中傷が問題になっている。矢部は炎上しないように気をつけていることがあると語る。 「私のSNSにも、自分へのご褒美にホテルのアフタヌーンティーに行ったと投稿しただけで『お金があっていいですね』って匿名で嫌味なコメントをしてくる人がいたりするんです。ほかにも『お金持ちの社長やパパがいるのか?』なんて疑惑を持たれたりもするんですが、私、結婚しているんですけどね(笑)。 SNSはちょっとしたことでもすぐに炎上してしまうからこそ、慎重に言葉を選んで発信するようにしています。楽しみに見に来てくださったファンの方の目に触れて不快な気持ちにさせないように、変なコメントを見つけたらすぐに削除するようにしています。だけど、誰からもコメントが来ないのは悲しいから、アンチのコメントも『それだけ私を見てくれるんだ』とポジティブに捉えて、落ち込まないようにしています」 (了。前編から読む) ◆取材・文/佐藤ちひろ(ライター)
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