小林製薬が大阪・関西万博への参加を見送ると発表しました。 　小林製薬は、大阪府と市のパビリオンで、最先端の医療やヘルスケア技術が体験できる「ミライのヘルスケア」ゾーンへの出展を予定していました。 　しかし２１日、紅麹原料を使ったサプリメントによる一連の健康被害問題を受け、「パビリオンへの出展は取りやめ、紅麹関連製品の回収と原因究明に全力で取り組む」と発表しました。 　大阪府などによりますと、小林製薬は「大阪ヘルスケアパビリオン」に５億円以上を出資する「プレミアムパートナー」となっていましたが、万博への参加取りやめに伴い、この契約も解除することが決まったということです。