『オッペンハイマー』公開記念 クリストファー・ノーラン『メメント』リバイバル上映決定
第96回アカデミー賞で作品賞をはじめ7部門を受賞したクリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』の日本公開を記念して、『メメント』が4月19日より全国66館にて1週間限定でリバイバル上映されることが決定した。 【写真】『メメント』場面写真(複数あり) Filmarks主催のリバイバル上映プロジェクトにて上映される本作は、『インセプション』『インターステラー』『TENET テネット』など“時間”を題材にした数多くの作品を手がけてきたノーラン監督の長編映画第2作で、初の商業映画作品。何者かに妻を惨殺され、自らも記憶障害を患ってしまった主人公・レナードが犯人への復讐に突き進む物語が描かれれ、“10分しか記憶を保てない”中でポラロイド写真やメモ、体中にタトゥーを彫ることで記憶を残し、時系列を逆行しながら事件の真相に迫っていくという手法が評判となり、全米でロングランヒットを記録し、ノーラン監督の出世作となった。 舞台はロサンゼルス。保険調査員のレナードの家にある日、何者かが押し入る。彼の妻はレイプされた後、殺害された。その時のショックで、レナードは10分しか記憶を保てない前向性健忘という記憶障害になってしまう。ハンディを背負いながらも、犯人を捜し出そうとするレナード。ポラロイド写真にメモを書き込み、事件に関するキーワードは全身にタトゥーとして彫り込む。しかし謎を追えば追うほど、さらなる謎が広がっていく。はたして、レナードは犯人を見つけることができるのか。 主人公のレナードをガイ・ピアースが演じたほか、『マトリックス』シリーズのキャリー=アン・モス、『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』のジョー・パントリアーノらが出演している。 なお、本企画ではオリジナル来場者特典の配布も予定。詳細は後日発表される。
リアルサウンド編集部